堀 晃さんが2003年9月に約3週間のアラスカ旅行をしてきました。
今回で7回目のアラスカの訪問。ただ、9月に訪れるのはなんと25年ぶり、
とっても楽しみにしていたし、新しい出会いに感激でした。

写真・旅日記
堀 晃さんの出発
9月2日 アンカレッジ〜
ジョージパークHWYをナデリNPへ向けて北上する。
初日なのであまり無理をせず、近くのSTパークキャンプ場を探す。
 → ナンシーレイクキャンプ場(湖に面したサイトに車を止め
    早々に焚き火の準備をしビールにて最初の日をお祝いし乾杯!!)
アラスカの紅葉
堀 晃 デナリNYへ出発
9月5日 テクラニカリバー キャンプ場
朝から散歩、朝一番にトイレに起きたとき未だ、そこらの植物に霜が降りていてフーと息をすると白いものが一瞬だたよう。軽い朝食のあと、リバーの辺りを散歩に出掛ける。川は寒々としているがそこら辺りの山の紅葉とマッチしとてもきれい。そしてなんといっても、この、のんびりとしたというかゆったりとした大きな景色がたまらなく良いです。途中、熊が掘り起こしたと思われる木の根っこにちょっと驚きながらの散歩はたまらない。ここテクラニカにての散歩で感じたことは、どこでも自然に接することが簡単に出来、こっちの人(アメリカ人)はほんとに遊ぶのがうまい。

紅葉の写真     写真をクリックするとサイズが大きくなります。
秋のオーロラ観察
堀 晃 のオーロラ観察
9月10日 タングスレイク近くのパーキングエリア(デナリHW)
この日は、朝から天気が良くのんびりと紅葉それに白く化粧をした山々を見ながらドライブ。とはいっても、この天気だと夜のオーロラ出現の期待が広がり当然のごとく、オーロラ撮影ポイントを探しながらの旅となりました。
夜、やっと暗くなってきて空を見上げると月明かりがあり、星もでてきておまけに先ほどまであった風もおさまり(湖にオーロラを写す)絶好のオーロラ日和。早くでろでろと祈る気持ちで北の空を眺めていました。11時過ぎになり、空に緑色のヒカリが輝きだし思わず ”綺麗” と叫びたくなるような気持ちになります。この日、朝の3時ごろまで出たり消えたりしながら幻想的な姿をいろいろな形をとりながら見せてくれました。

オーロラの写真     写真をクリックするとサイズが大きくなります。
熊との出会い
堀 晃 熊と出会う
9月15日 ブルックス キャンプ場(カトマイ国立公園)
水上飛行機から降りたとたんくまさんのお出迎え。ワォーと思わず声をあげてしまいました。過去2回の時と明らかに違う『ベアカントリーへようこそ』の歓迎を受けているようでした。
朝から熊の出勤で一日のスタート。というのもナクネック湖の水辺は熊の通勤路。どうも毎朝の出勤そして夕方の帰宅と常にキャンプ場横の湖畔を通過します。朝食後、熊がよく見られるブルックス滝へ移動しましたが途中の浮き橋でストップ。熊さん親子が道路でお昼寝をしているではありませんか。その間こちらは、彼らが目をさまし移動するまで通ることが出来ないのです。やっと浮き橋をわたり、プラットホームにて熊の観察をしていましたが、そこには写真をとるひと観察する人がけっこういたのですが、今度はくまさん、浮き橋の近くでのお食事がはじまりました。最初、それを楽しくながめていましたがいつまでたっても終わる気配がなく、だんだん寒くなり、日が落ちてきて皆帰りたいのに帰れないわけです。夜の9時過ぎにやっとレンジャーと一緒にみんなでかたまって帰路につく事ができたというわけです。それから人間の遅い遅い夕食(今日は疲れたので、簡単にインスタントラーメン)をとりオヤスミ!。

熊の写真     写真をクリックするとサイズが大きくなります。